top of page
  • 執筆者の写真DCK

「ドローンコンプレックスKAGA」を開始、用途別のドローン実証フィールドをワンストップ提供へ

更新日:2022年10月3日

レベル4解禁を見据え、加賀市内のドローン実験フィールドをワンストップで提供

 

2022年12月には「有人地帯での目視外飛行」(いわゆるレベル4)を実現させる改正航空法の施行が予定されていますが、これに先駆け、デジタルカレッジKAGA(通称:DCK)は、用途別の実証実験フィールドの手配やドローン技術者のマッチングなどを行う「ドローンコンプレックスKAGA」の提供を開始いたします。


「ドローンコンプレックスKAGA」では、複数の用途が可能なドローンや空飛ぶクルマなどのモビリティ全般に関する実証実験が可能な場所を市と協力して提供するとともに、実証実験に必要な煩雑な告知業務やエンジニアの手配などをワンストップで提供。


「デジタルカレッジKAGA」は、加賀市内外のテクノロジー人材の育成を行い、実証実験の受け皿となる仕組みです。

世界情勢と最先端技術を俯瞰し、新産業の担い手となるデジタル人財が育つ環境を継続的に提供することで、「北陸の地に新たな社会の礎を築く」ことを目標としています。

 


ドローンコンプレックスKAGAは、ドローンや空飛ぶクルマなどの空のモビリティ、また、広くはMaaSと呼ばれる、自動運転車や次世代モビリティの実証実験に必要なフィールドや周辺サービスをワンストップで提供します。 この背景として、「航空法等の一部を改正する法律(以降、改正航空法)」が2022年12月に施行を控えており、第三者上空の目視外飛行(レベル4飛行)の実現に向けて各所で制度や規制の整備が進められていることが挙げられます。これに伴い、用途別の様々な実証実験が出来る場所が必要になると考えられます。 複合的な実証実験が行える場所として、福島県南相馬市にあり公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構が運営するロボットテストフィールドや柏の葉スマートシティ内に公民連携で運営されるKOIL MOBILITY FIELDなどが良く知られていますが、このような実証実験場所が全国各地にある整備されていく必要があるでしょう。


「ドローンコンプレックスKAGA」では、自治体全域を対象としたドローンや実証実験を行う環境の提案をワンストップで行います。自治体全域を複合的なフィールド(コンプレックス)とみなして実証実験の提案や誘致を行うのは全国でも稀有な取り組みだと考えられます。 また、それに併せて、ドローン運用者だけではなく、ドローンの開発や自律制御のプログラミングが出来るエンジニアの育成をデジタルカレッジKAGAでは開始しております。この取り組みも「ドローンコンプレックスKAGA」の中でさらに進展させていきます。

URL: https://www.dckaga.com/dronecomplexkaga 「ドローンコンプレックスKAGA」における「3つの価値」


1、加賀市全体を複合的フィールド(コンプレックス)として活用します。


例えば、ロングレンジ・フィールドでは5km~10kmの試験飛行を行うことができ、空飛ぶクルマや物流サービスの実証実験を行うことができます。廃校等を利用したショートレンジ・フィールドでは、実際の建物を利用した点検や作業の実証実験を行うことができ、市の占用地などを利用したローバーの実験や水中・水上ドローンの開発などを行っていただくことが可能です。加えてそれらを一つの統合された実証フィールドとみなし、複合的な実験を行うことができるのも特徴です。


「ドローンコンプレックスKAGA」は、近い将来に常設のドローンポートの設置を進めることやドローン・トライアスロン(陸海空の多用途のドローンを複合的に利用してモノを届けたりする仕組み、またはそれを競い合うレース)の実施なども計画しております。




2、ドローンを造る側の技術者を育成し技術者プールを醸成します


長期間の実証実験を行う際や、加賀市に拠点を置く場合には、現地にドローンの技術者がいてサポートを受けられるかという点や、現地で技術者が採用できるかという点が重要なポイントとなります。「デジタルカレッジKAGA」ではドローンを創る側の技術者を育成しています。


​2022年8月に行われた「ドローン設計・自律制御ロボット 技術者養成講習」には、加賀市内および周辺から約10名の技術者が参加し、自律制御の腕を磨きました。



3、ドローン・自律制御モビリティ実証実験に必要なサービスのワンストップ提供

「10km以上を飛べるロング・レンジのフィールドが必要?」

「夜間に飛べるフィールドはないだろうか?」

「長期間泊り込んで実証実験が出来るフィールドはある?」

「誰でも使える3Dプリンターやパーツショップが近くにないだろうか?」

「近隣住民や観光協会のサポートを得たいが、、、どこから声を掛ければよいだろう」 「警察や消防のサポートを得たい、海上保安庁や自衛隊にも連携を取りたい」 「地元の企業や地元にいるエンジニアの手を借りたい!」 いずれも、実証実験を行うには必要な内容です。必要なモノ、ドローンコンプレックスKAGAであればワンストップでご用意できます。






閲覧数:443回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page